各地で今年一番の暑さ “京都の奥座敷”に外国人客も(2023年5月17日)

各地で今年一番の暑さ “京都の奥座敷”に外国人客も(2023年5月17日)

各地で今年一番の暑さ “京都の奥座敷”に外国人客も(2023年5月17日)

 今日は列島各地で季節外れの暑さとなりました。この異例の暑さは18日にかけて続く見込みで、熱中症などに警戒が必要です。

■“京都の奥座敷”に外国人客も

 京都も最高気温32.5℃と今年初の真夏日に。暑さ極まる市街地からおよそ15キロ離れた“京都の奥座敷”。ここに涼を求める観光客の姿がありました。

 京都の山間に鎮座する貴船神社です。まつられているのは水の神。新緑に囲まれた境内は体感温度が市街地よりも5℃程度低いといわれています。涼を求めて海外からも人が集まります。

 神社の近くを流れる貴船川。さらなる涼の源はこの川にありました。こちらの女性2人組、涼を求めてこの辺りにやってきたと言います。

 観光客:「日差しがずごい、日差しが」

 向かったのはとある場所。今月1日から始まった川床です。

 観光客:「(Q.体感的にはどうですか?)全然違う」「これ(上着)がいるぐらい」

 川のせせらぎと自然のもとで食事を楽しむ京都ならではの文化。

■熱中症か 体育祭の練習7人搬送

 東京都心でも今年初めての真夏日を観測。炎天下で走る皇居ランナーの足元からは陽炎が…。5月中旬までに真夏日になるのは、19年ぶりです。

 列島を襲った危険な暑さ。警戒が必要なのは熱中症です。東京消防庁などによると、17日午後3時までに熱中症の疑いのある患者8人が搬送されています。

 今年初めて真夏日となった福岡県久留米市。正午すぎ、体育祭の練習をしていた複数の生徒が体調不良を訴え、うち7人が病院に搬送されました。熱中症の疑いがあるとみられています。

 また、大阪では体育の授業後に小学6年の男子と女子合わせて9人が体調不良を訴えました。

■運動中の男性が 飲み物を手に…

 埼玉でも。救急車が到着したのは熱中症患者の対応にあたる病院です。50代の男性を診察室へと運び込みます。水分補給しながらの救助だったのか、男性の手には飲み物が。4人がかりで男性をベッドに移します。運動中に突然、全身にけいれんなどが起こったといいます。

 埼玉慈恵病院・藤永剛副院長:「歩行もできない状況で、水分補給もその後されていたそうだが、脱水が強く、救急搬送されました。炎天下でスポーツをされていたこともあると思う」

 男性の症状は改善しつつあるそうです。

 炎天下で臨むスポーツ。熱中症対策に水分補給は欠かせません。まだまだ体が暑さに慣れてない時期です。屋外ではこまめな水分補給や休息を取るなど熱中症に注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事