“4年ぶり”各地で…5類移行で初週末 神田祭に「胸がいっぱい」地元住民も大興奮(2023年5月13日)

“4年ぶり”各地で…5類移行で初週末 神田祭に「胸がいっぱい」地元住民も大興奮(2023年5月13日)

“4年ぶり”各地で…5類移行で初週末 神田祭に「胸がいっぱい」地元住民も大興奮(2023年5月13日)

 新型コロナウイルスの感染症法の分類が5類に移行して初めての週末です。全国各地で「4年ぶり」のイベントが行われました。東京では神田祭が行われ、あいにくの天気にもかかわらず沿道には多くの見物客が詰め掛けました。

■4年ぶり神田祭 地元住民も大興奮

 町に戻ってきた歓喜。東京・神田明神の例大祭「神田祭り」です。13日は3つの神輿(みこし)を中心とした行列が町を練り歩く代表的な神事「神幸祭」などが行われています。

 地元の人:「もうね、胸いっぱいなんですよ。もう4年間、全然できなかったので。もう本当に涙が出るほどうれしい。待ちに待った神田祭ですから」

 見物客:「久しぶりに見るからね。なんか興奮しちゃいましたですね」

■沿道に見物客多数 5類移行で声出しOK

 2年に1度、開催される神田祭ですが、おととしは新型コロナウイルスの影響で中止に。コロナ禍を乗り越え4年ぶりにいつもの祭りが帰ってきました。

 マスクの着用は個人の判断に委ねられ、声出しはOK。ソーシャルディスタンスもさほど気にする必要はありません。子どもたちの笑顔が戻ってきた日常を感じさせます。

 多町二丁目町会・田畑秀二町会長:「ものすごく寂しかったですね。でも、やっとコロナも明けてマスクなしでおみこしまで担げるなんていうのはね、もううれしさですね」

 例年の人出は30万人ほどですが、13日は雨が降ったりやんだり。神田多町2丁目では去年、韓国で起きた転倒事故の教訓から見物客の安全をどう守るかも課題となりました。

 4年ぶりにはち巻きを締めたのは地元に住むアメリカ人のダニエルさん(57)です。神田祭で神輿を担ぐのは13日で4回目です。

 ダニエル・ホールさん:「パワフルですごい笑顔でやります」

 その言葉通り、4年ぶりに神輿を担ぎました。

 ダニエル・ホールさん:「コロナがあって何も祭りはできなかった。だから本当にうれしいです」

■5類移行で初週末 全校児童で運動会

 新型コロナの位置付けが5類に引き下げられて迎える初めての週末。福島県郡山市の小学校では、4年ぶりに全校児童が集まっての運動会が行われました。

 コロナ禍では分散して開かれていた運動会。今回は接触や密を避けるために自粛されていたムカデ競技などの団体競技が復活し、保護者の人数制限も撤廃されました。

 保護者:「久しぶりに元気に動いているのが見られて良かった」

■“4年ぶり”が各地で 朝市にも活気が

 4年ぶりの開催となった秋田市仁井田地区の朝市です。生ハムがおいしそうです。他にも焼き菓子やパン、野菜などが店頭に並び、多くの人でにぎわいました。

 来場者:「人が混んでいるなと思って、こういう雰囲気も楽しいなと」

 13日午後から雨がやみ、人出が多くなってきた神田祭。コロナ禍を経て、日常の風景が戻ってきました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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