タイあす4年ぶり下院総選挙 最大野党が優勢の見通し(2023年5月13日)

タイあす4年ぶり下院総選挙 最大野党が優勢の見通し(2023年5月13日)

タイあす4年ぶり下院総選挙 最大野党が優勢の見通し(2023年5月13日)

 タイでは14日、4年ぶりの下院総選挙が行われます。タクシン元首相の次女が所属する最大野党の「タイ貢献党」が優勢の見通しです。

 「タイ貢献党」ぺートンタン氏:「国民の皆さんに寄り添うつもりがなければ私はきょう、この場にいません」

 タイでは14日、下院の500議席を争う総選挙の投開票日を迎えます。

 農村部を中心に支持されている最大野党の「タイ貢献党」は12日、最後の集会を開き、党の首相候補でタクシン元首相の次女、ペートンタン氏らが結束を呼び掛けました。

 世論調査では「タイ貢献党」が優勢となっていますが、同じ野党の「前進党」も躍進しています。

 「前進党」は国軍の政治への関与に批判的な立場で、王室への侮辱を罰する不敬罪の改正を訴えていて都市部の若い世代から人気を集めています。

 一方、現在の首相で2014年のクーデターを指導した元陸軍司令官のプラユット氏を候補とする「タイ団結国家建設党」は苦戦が予想されています。

 今回の選挙で政権交代となるのか注目されています。
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