老人ホームで職員が入居者に暴行し死亡 死因は腹腔内出血(2023年5月11日)

老人ホームで職員が入居者に暴行し死亡 死因は腹腔内出血(2023年5月11日)

老人ホームで職員が入居者に暴行し死亡 死因は腹腔内出血(2023年5月11日)

 埼玉県内の老人ホームに勤める男が入居者の男性の背中を蹴る暴行を加え、その後、男性が死亡した事件で、男性は腹の中の出血が原因で死亡したことが分かりました。

 飯能市にある特別養護老人ホーム「吾野園」の職員・加藤肇彦容疑者(48)は9日、施設の食堂で入居者の元橋二三さん(90)の背中を蹴った疑いが持たれています。

 元橋さんは搬送先で死亡しました。

 その後の警察への取材で、死因は打撲による腹の中の出血だったことが分かりました。

 食堂には当時、複数の入居者が入浴などのために待機していて、加藤容疑者は1人でその見守りをしていました。

 防犯カメラには車椅子の元橋さんを背後から前蹴りする加藤容疑者の姿が映っていたということです。

 取り調べに対して容疑を認めていて、警察は暴行と元橋さんの死亡との因果関係を調べています。
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