豪“入国”のジョコビッチ選手 コートでプレー(2022年1月12日)
入国拒否から一転、オーストラリアへの入国が認められた男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手が全豪オープン出場に向けて練習を行いました。
全豪オープンの会場となるメルボルンのテニスコートでは11日、ジョコビッチ選手がコーチらとともにプレーする姿が見られました。
ジョコビッチ選手は5日深夜に空港に到着後、ワクチン接種免除の書類不備を巡り施設にとめ置かれ、10日に裁判所が入国を認めるまでコートに立てない状況が続いていました。
ジョコビッチ選手は裁判所の決定後、自身のSNSで「いろいろあったが、ここにとどまり、試合に臨みたい」とコメントし、17日に開幕する全豪オープン出場への意欲を見せています。
一方、オーストラリア政府側は移民相の裁量により、ジョコビッチ選手のビザの取り消しについて改めて検討できるという立場を示していて、今後の政府の対応が注目されています。
また、ジョコビッチ選手の入国手続きを巡り新たな問題も指摘されています。
現地メディアによりますと、ジョコビッチ選手は入国の際、過去14日間は旅行をしていないとする申告書を出しましたが、実際にはこの期間に国をまたぐ移動をしていた可能性があるということです。
現地メディアは、この申告に関して政府側が調査を進めていると伝えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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