当初は自殺・他殺の両面で捜査も 中学校の現役教師“殺人”で逮捕(2023年5月10日)

当初は自殺・他殺の両面で捜査も 中学校の現役教師“殺人”で逮捕(2023年5月10日)

当初は自殺・他殺の両面で捜査も 中学校の現役教師“殺人”で逮捕(2023年5月10日)

 東京・江戸川区で中学校教師の男が63歳の男性を殺害したとして逮捕された事件。事件発生から2カ月半での逮捕となりました。容疑者特定までどのような捜査が行われていたのでしょうか。

 (山木翔遥記者報告)
 発生から逮捕まで2カ月以上を要したわけですが、今回の事件は被害者の遺体の傷などの状況や発生時の詳しい状況を説明できる家族もいなかったことなどから、当初は自殺と他殺の両面で慎重に捜査が進められていました。

 その後、現場の住宅周辺の防犯カメラの解析などから他殺の可能性が浮上し、事件性が強まったということです。

 そして10日、尾本容疑者が山岸さんを殺害した疑いが強まり、逮捕に至っています。

 取り調べに対して尾本容疑者は容疑を否認していて、被害者の山岸さんとどのような接点があったのか、そしてなぜ山岸さんの自宅にいたのかについてが今後一つの鍵になるとみられ、警視庁は動機などについても詳しく調べる方針です。
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