チュニジアのユダヤ教巡礼地で銃乱射 訪問者ら4人が死亡(2023年5月10日)
アフリカ北部・チュニジアにあるユダヤ教の礼拝所近くで男が銃を乱射し、これまでに4人が死亡しました。男は、海軍施設の警備員で射殺されました。
チュニジア内務省によりますと、南部ジェルバ島にあるユダヤ教の礼拝所近くで9日、男が銃を乱射し警官2人とフランス人を含む、訪問客2人が死亡したほか、9人が負傷したということです。
男は、島の海軍施設の警備員で個人所有の銃を無差別に発砲しつつ、礼拝所に押し入ろうとしたため、警官隊により射殺されました。
この島にはローマ時代から続く北アフリカ最大級のユダヤ人コミュニティがあり、毎年、この時期には巡礼のため、数百人が訪れていました。
犯行の動機はまだ明らかになっていませんが、この礼拝所はこれまでも度々、イスラム過激派の標的になっています。
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