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“7円急騰”は「覆面介入」か…事実明かさぬ理由 専門家語る“政府・日銀の狙い”(2022年10月24日)
21日の夜、円安が急速に進み、一時1ドル=151円94銭という32年ぶりの安値となりました。
ところが、その後一転して円が買い戻され、一時144円台まで急騰しました。
財務省は先月22日に、およそ24年ぶりとなる円買いドル売りの「為替介入」を実施、発表しました。
円だけが数時間で7円以上も急騰したことから、市場関係者の間では、政府・日銀によって介入をしながらも、その事実を明らかにしない、いわゆる「覆面介入」が行われたという見方が広がっています。
なぜ介入の事実を明らかにしないのか、専門家は次のように説明します。
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏:「(明らかな)為替介入ではなく、(値が)動いた場合には、何か別の大きな材料があるんじゃないかとか。(市場は)疑心暗鬼に陥る」
隠れた介入で、投資家に市場の不透明感を意識させ、円売りを手控えさせる意図があるといいます。ただ、一方で…。
木内氏:「政府が『為替介入』で。円安の流れを止めたいと強い意志を見せるほうが、為替市場に円安の牽制(けんせい)になるケースもありますので。『為替介入』という事実を伏せるということで、逆に効果が削がれてしまう可能性もある」
(「グッド!モーニング」2022年10月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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