８０代女性『マダニが媒介する感染症ＳＦＴＳ』重症で入院 マダニにかまれた可能性（2023年4月13日）
重い感染症を発症した高齢女性。マダニにかまれた可能性があるということです。
兵庫県によりますと、県内に住む８０代の女性は４月５日、言葉を発しにくい症状が出た後、発熱や自力で立つことが難しくなるなどしたため、病院を受診して入院しました。その後の検査で、女性はマダニが媒介する感染症であるＳＦＴＳ（重症熱性血小板減少症候群）と診断されたということです。
ＳＦＴＳは一般的に、ウイルスを持つマダニにかまれることで感染し、死に至ることもあります。
今のところ女性の体からかまれた痕は見つかっていないということですが、女性は日常的に庭の草むしりをしていたということです。
兵庫県は、草むらなどに入る際は長袖・長ズボンなど肌の露出が少ない服を着用して虫除け剤を使用するよう呼びかけています。
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