北朝鮮・金正恩総書記　住宅着工式で演説“敵対勢力に下す鉄つい”

北朝鮮・金正恩総書記　住宅着工式で演説“敵対勢力に下す鉄つい”

北朝鮮の金正恩総書記が住宅建設の着工式で演説を行い、経済制裁を受けていても発展は可能だと強調しました。

北朝鮮の国営メディアは、首都・平壌で12日に行われた1万世帯分の住宅建設の着工式に金正恩総書記が出席し、演説したと伝えました。

サングラス姿で演説した金総書記は、住宅建設の意味について「建設が繰り広げられる過程で停滞が打破され、未来へと進む我が国と人民の力がいっそう強大になる」と指摘。

そのうえで、アメリカを念頭に「我々の発展が実物で証明され、妨害するすべてのものを打ち砕くことになり、敵対勢力に下す鉄ついとなる」と述べ、経済制裁がある中でも発展は可能だと強調しました。

北朝鮮は2025年までに平壌に5万世帯分の住宅を建設する計画を明らかにしています。
（13日13:48）

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