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部屋から火薬押収 無許可で製造容疑で木村容疑者を再逮捕 首相襲撃事件 威力業務妨害容疑は処分保留
和歌山市で岸田首相の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、警察は、火薬を無許可で製造した疑いで男を再逮捕しました。
木村隆二容疑者は先月、岸田首相の演説直前に爆発物を投げ込んだとして威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕されました。
自宅の捜索で金属製の筒や工具類とともに粉末が押収されましたが、鑑定の結果、新たに火薬だとわかったということです。
粉末は「黒色火薬」の成分を含み、容疑者の部屋から見つかったということで、警察は昨年11月ごろから、火薬約530グラムを無許可で製造したとして、6日、火薬類取締法違反の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと調べに対し木村容疑者は、一貫して黙秘しているということです。
また和歌山地検は威力業務妨害の容疑について6日、処分保留としています。



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