各地に人の波…コロナ前を彷彿 GW後半下り混雑ピーク“最前線”に密着(2023年5月3日)
ゴールデンウィーク後半戦がスタート。列島各地、大混雑でした。
新幹線のホームは、多くの人であふれていました。JR東海によりますと、自由席の乗車率は、最大180%になったといいます。国内の空の便も、下りの混雑がピークを迎えました。羽田空港から各地へ向かう便は、ほぼ満席です。高速道路も、このゴールデンウィークで、最も長い渋滞ができました。東名高速や中央道は、一時、40キロを超える渋滞となりました。いずれも午前中のことで、関越道は、最大54キロの大渋滞です。
観光地も多くの人でにぎわいました。
今や、世界の観光スポットとなった原宿・竹下通り。『左側通行』の看板を掲げる警察官の姿が、人波に飲まれています。
観光客:「圧し潰されちゃいそうな感じ。怖かったです。もう本当に動けなくて。韓国の梨泰院(イテウォン)を思い出すくらいやばい。警察の方が出てたんで、大丈夫かなと思って安心した」
世界的観光スポット・京都。
レンタル着物『岡本』家村圭太郎営業部長:「(予約の)空き自体は、ほぼないのですが、お受けできるタイミングであれば、受けさせていただいている。(Q.客足がようやく戻ってきた実感は)本当に、本当に強く感じています」
栃木から来た4人姉弟。姉弟だけの旅行は、初めてです。2人の姉が、この日のために準備してきました。
長女(22):「コロナでどこにも行けなかった分、貯金して、今になってみんなで来られた。私が20万円ぐらい貯めてて、妹と2人で40万ぐらい。ちょっとぜいたくしようかなと。普段みんな頑張っているから、ご褒美で」
福岡・博多を代表する祭りの1つ『博多どんたく港まつり』。今年は、4年ぶりに参加者数や時間などに制限がない状態で行われました。今年は、200万人の動員を見込んでいます。町中には、地元の人たちが出演する“演舞台”というステージが設けられています。去年17カ所だったステージは、今年は29に増えました。そのなかでも、早良区では、4年ぶりのステージ復活です。
4~12歳までの22人が所属するヒップホップグループ。
参加者:「楽しかった。(Q.福岡中を盛り上げてくれますか)はーい」
これだけの人出となれば、やはり各地で事故が起きています。
NEXCO東日本の管制センター。最大規模の管制センターです。24時間365日情報を収集し、各現場に指示を出す司令塔の役割を担っています。巨大ディスプレイには、関東地方と長野の全長約1400キロ分の高速道路の、いまの状況が映し出されています。こちらに次々と事故の情報が寄せられます。
バイクが横転した現場にNEXCOの交通管理隊が駆け付けました。
ネクスコ・パトロール関東三郷事務所の中野賢太郎隊員:「管制から指令を受けて、我々が定期巡回しているときに異常事態の現場があれば、我々が向かう形」
現場では、交通規制を行うなど、2次被害が出ないよう安全を確保したそうです。
NEXCO東日本関東支社広報課・樋口祐貴さん:「(Q.実際に下りのピークを迎えて)高速道路上で、渋滞も多く発生している。事故・交通トラブルも多く発生している状況。事故等の特殊な事情は(渋滞予測に)加味していないので、予測には反映されていない渋滞が、今回は発生している」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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