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日本の銀行株は軒並み下落 東京市場でも警戒感広がる 米で史上2番目の銀行破たん【記者解説】|TBS NEWS DIG
2か月足らずでアメリカの3つの銀行が破たんする異例の事態に、東京市場でも警戒感が広がっています。
きょうの東京株式市場では、円安が130円台半ばまで進んだことで自動車など輸出関連株が買われましたが、午前は18円の値下がりとなりました。
相場の重しとなったのが銀行株です。アメリカの金融機関への信用不安がくすぶっていることから、三菱UFJフィナンシャル・グループなど日本の銀行株も軒並み下落しています。
また、市場に不安を与えているのが、アメリカの中央銀行にあたるFRBの追加利上げです。FRBのあまりに急速な利上げが、中小の銀行の資金繰りを悪化させ、相次ぐ破たんを招いたにもかかわらず、市場では今週、FRBが再び0.25%の利上げに踏み切るのではという見方が強まっています。
史上2番目の銀行破たんが起きる中で、また利上げするのか。追加の利上げが銀行の経営を圧迫し、預金の流出が続くと、さらなる銀行の破たんも現実味を帯びることになるため、当面は日本だけでなく、世界の市場で緊張が続くことになります。
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