灼熱タイで44.6℃記録…熱中症も ベトナムは深刻汚染 メキシコ市場で大規模火災(2023年4月26日)

灼熱タイで44.6℃記録…熱中症も ベトナムは深刻汚染 メキシコ市場で大規模火災(2023年4月26日)

灼熱タイで44.6℃記録…熱中症も ベトナムは深刻汚染 メキシコ市場で大規模火災(2023年4月26日)

 東南アジア各地が記録的な熱波に見舞われています。タイでは、国内最高気温と並ぶ44.6℃を記録。さらにベトナムでは大気汚染も深刻化していて、この暑さのなか、窓が開けられない場所もあるということです。

 灼熱の太陽が照り付けるタイの首都バンコク。4月に入り、最高気温が35℃を超える日が続いています。

 地元の住民:「熱中症で体調を崩す人もいます。危険な暑さです」

 タイ北西部では、過去最高気温に並ぶ44.6℃を観測。記録的な暑さが続くなかで今、人気を集めているのがバンコクではほとんど見ることがない雪を楽しめる期間限定の施設です。雪や氷のアトラクションを楽しむ人々。その笑顔とは裏腹に、子どもたちが思い切り外で遊べない現状があるのです。

 東南アジア各地では大気汚染の問題が深刻化。白くかすむベトナムの首都ハノイ。現地メディアによりますと、市内に800万台以上ある自動車などの排気ガスの影響と、この時期は野焼の煙が町を覆うため、よりスモッグが濃くなり、暑くても窓を開けられない状態に。

 暑さは東南アジアだけでなくヨーロッパ地方でも…。

 干上がったボート乗り場。深刻な干ばつの被害がイタリアで起きています。

 トリチェッラ航海センター、パオロ・ボッキア社長:「ここには2、3メートルの水があったんだ。川の水位は高く、定期的に雨が降り、十分な水量があったのです」

 船を移動させる時間がないほど、川の水位が急激に低下したのです。その原因は冬の雪不足。ヨーロッパ各地で記録的な暖冬になり、スキー場の多くが閉鎖するなど、例年に比べて山岳部に雪が降りませんでした。そのため、春になって川に流れ込む雪解け水は減少。川の水位が下がり続けているのです。

 暑さはスペインでも…。町の装いは、まるで夏。この時期では異例の北アフリカからの熱波が襲い、気温が上昇しているといいます。暑さが続くと土壌は乾燥、大火事に発展するケースも。

 メキシコの首都の真ん中で起きた大規模な火災。ここは国内最大の市場であり、様々なものが取引されていました。乾いた強風が町を襲い、炎は拡大。さらに火が出た場所は段ボールや木製の箱などを扱ってたエリアであり、燃えやすい物が大量に置かれ炎の勢いはさらに増したとみられています。

 地元メディアによりますと、火事が起きたのは6日午後7時ごろで、人が少ない時間だったこともあり、死傷者は出なかったということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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