JR福知山線脱線事故から18年 遺族や負傷者が事故現場で祈り|TBS NEWS DIG
乗客106人が死亡したJR福知山線の脱線事故からきょうで18年です。兵庫県尼崎市の事故現場から中継です。
18年前、私の後ろに見えますマンションに列車が衝突し、多くの命が奪われました。今は追悼の場「祈りの杜」となっていて、けさから多くの遺族や関係者らが祈りを捧げに訪れていました。
2005年、JR福知山線の快速電車がスピードを出しすぎ、カーブを曲がり切れずに脱線し、乗客106人と運転士1人が死亡、562人が負傷しました。
事故が起きた午前9時18分が近づくと、速度を落とした列車が現場を通過し、遺族や負傷者らが祈りを捧げました。
次男(当時18)を亡くした 上田弘志さん
「きょうの18年というのは、いつもより思いのある18年。(この先は)自分自身が80歳を超えてしまうので、(追悼に)来られるかどうかが分からない」
遺族は「二度と同じことを繰り返さないために、風化させてはいけない」と話していました。午後5時半からは遺族や負傷者などの関係者以外も献花することができます。
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