【報ステ】自衛隊機で今夜にもジブチ着か…邦人退避“本格化” 現地から生中継(2023年4月24日)

【報ステ】自衛隊機で今夜にもジブチ着か…邦人退避“本格化” 現地から生中継(2023年4月24日)

【報ステ】自衛隊機で今夜にもジブチ着か…邦人退避“本格化” 現地から生中継(2023年4月24日)

悪化するスーダン情勢に、各国が国民の国外退避を進めるなか、日本時間24日午後7時半ごろ、ジブチで待機していた自衛隊の輸送機がスーダンに到着したとみられます。

◆ジブチにいるカイロ支局の伊従啓記者に聞きます。

(Q.いま、どのような状況でしょうか)
伊従啓記者:私は、ジブチ市内のホテルの中にいます。窓の外の先に空港があります。4時間ほど前に、自衛隊機が、少し時間をおいて合計3機が離陸していきました。スーダンへ向かったものとみられます。

この空港は現在、多くの国が避難作戦を行う一大拠点となっています。空港内にも多くの軍用機やオスプレイが並び、さながら軍事基地のように見えました。すでにフランス、イタリア、スペインが避難者をこの空港に運ぶことに成功しています。フランスの救出者の中に日本人が2人含まれているという情報がありましたが、こちらの空港に到着している可能性もあります。同じホテルにフランスから来た軍関係者がいましたが、「フランスは成功したね」と声をかけると、うれしそうな顔を見せてくれました。

(Q.港湾都市・ポートスーダンに駐機しているとみられる自衛隊の輸送機ですが、今後、どういう動きが予想されますか)
伊従啓記者:あまり長く現地に滞在するのはリスクがありますので、そう長くならないと思います。ジブチからポートスーダンまでは飛行機で2時間ほどの距離ですので、今夜中には、ジブチに避難された方を乗せて、戻ってくるのではないかと思います。

※改めて、これまでにわかっていることです。
スーダンに滞在している日本人は約60人。人数はわかりませんが、スーダンの首都・ハルツームから陸路で、港に面したポートスーダンに向かったとみられます。また、フランス政府は、フランスの空軍機でスーダンから退避させた388人の中に、日本人2人が含まれると発表。現在どこにいるのかなど、詳細はわかっていません。

自衛隊機以外で退避する日本人を、政府はどの程度、理解しているのか。
政治部の千々岩官邸キャップは、「日本政府は当初から、国連を含めた各国と協力体制をとっていた。先週から、フランス、UAEという国名はあがっていた。つまり、今回のフランスの件も、政府は把握している」といいます。

今回の救出劇では、なかなか政府が情報を明らかにしないことも多いが、それは安全に配慮してなのか。
千々岩キャップは「今回のミッションは、在留する邦人らの安全確保が最優先。人数など退避の詳細発表は、“退避を望む全員”が国外に出た時点で行われると思う」 と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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