異例の暑さ“早い雪解け”で水不足の可能性も…関東で5年ぶり「4月の真夏日」(2023年4月21日)

異例の暑さ“早い雪解け”で水不足の可能性も…関東で5年ぶり「4月の真夏日」(2023年4月21日)

異例の暑さ“早い雪解け”で水不足の可能性も…関東で5年ぶり「4月の真夏日」(2023年4月21日)

21日も太平洋側を中心に、季節外れの暑さとなりました。関東では、5年ぶりとなる“4月の真夏日”を観測しています。

群馬県前橋市では、昼過ぎに30度を超え、過去最も早い真夏日を観測。早くも冷房の出番です。

タクシー運転手:「25度設定でエアコンをたいていますから、私はちょっと寒いけど、お客様は快適のようです」

今年、全国で一番の暑さとなったのは伊勢崎市です。31度まで上がりました。

男性:「(外に)出た時にムーンとしたからさ。なんかおかしいなと思ったのよ」

21日に真夏日となったのは10地点と今年最多で、夏日も261地点で観測されました。続く暑さによる影響も出始めています。

『中村いちご園』中村剛さん:「もったいないけど、しょうがないもんね。でかい粒も小さいのも、一度に赤くなって、採るのが間に合わなくて、結局捨てることになる」

真夏並みのハウス内では、イチゴが成長しすぎて廃棄せざるを得ない状況だといいます。

さらに、雪国では雪解けが進んでいます。

井澤健太朗アナウンサー:「GALA湯沢スキー場ですが、雪は少ないですね。コースもかなり狭くなっています。所々、土や芝生が見えているところもあります」

今、滑れるのは3コースのみ。そのコースですら、日を追うごとに狭くなってきています。

『GALA湯沢スキー場』森久営業部長:「4月になると、コースの脇から雪を集めてきて、滑るところはしっかり雪がつくよう確保するが、今年は見ての通り、コースの周りに雪もないので」

先月末から気温が上がり、ここ数日で一気に解けていったといいます。

“シーズンパス”利用客:「あと数日しか、もたないかもしれない。(Q.なぜもう終わりだと)今の時期だと、コブができるのでコブをやる。1時間もすると、下の土が出てきちゃう」

例年の営業はゴールデンウイークまで。スキー場側は今年もそのつもりでしたが、断腸の思いで23日までと決めました。

『GALA湯沢スキー場』森久営業部長:「去年、おととしに比べると、今年はコロナが落ち着いたので、少し収入は去年に比べるといいが、2週間分収入がマイナスになるので、そこが痛手かなと」

ちょっと早い“山の雪解け”は、私たちの生活にも影響を与えるかもしれません。

渡辺瑠海アナウンサー:「こちらの藤原ダム。例年であれば、この時期、周りの山々に雪が残っているということですが、見渡す限り、雪はありません」

すでに雪解けの水は、ダムに流れ込んだ状態です。

『国交省 藤原ダム管理支所』河合滋支所長:「(Q.水の量はどれくらい)貯水率は65%くらい。例年であれば、周りにもう少し、谷筋に雪が残ってることもあるけど、今年は雪が解けてしまい、雪解けが早かったかなと」

上流にある奈良俣ダムも、雪が見当たりません。雪解け水がダムに入ってくるのが早すぎると、ある問題が起きます。

『国交省 関東地方整備局』高橋臣夫さん:「これから5月6月になると、雪や雨の水を田んぼに入れていくが(これから)雨が少なくなると、ダムから水を流さないと田んぼに水が入りませんので。今の段階でいきなり水不足ではないが、雪が少ない、さらに雨も少ないとなると、今後、水不足になってきます」

頭をよぎるのは、今年と同じく、雪解けが早かった7年前のこと。

『国交省 関東地方整備局』高橋臣夫さん:「2016年は6月に(利根川へ)取水制限をかけてます。雨が5月6月、特に5月の雨が少なかったことで、ダムからの放流が多くなったので、結果的に取水制限をかけた。雪と雨というのは、非常に重要なファクターになっている。これからの雨が少ないと、2016年の状況になる可能性はゼロではない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事