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ウクライナ産穀物輸出 合意期限迫る プーチン大統領 一時離脱も辞さない姿勢示す(2023年7月15日)
黒海を通じてウクライナ産穀物を輸出する合意の期限が17日に迫るなか、ロシアのプーチン大統領は「ロシアの利益に関する点は一つも達成されていない」と主張し、合意からの一時離脱をちらつかせました。
プーチン大統領は13日、国営テレビで「ロシアの利益に関する点は一つも達成されていない」と述べ、合意で定めたロシア産の穀物や肥料の輸出への制裁緩和が進んでいないことへの不満をあらわにしました。
さらに、「合意への参加を停止することができる」「約束を果たすと言うなら、果たしてもらおう」「そうすれば我々はただちに合意に復帰する」と述べ、合意からの一時離脱も辞さない考えを示唆しました。
また、トルコのエルドアン大統領は14日、プーチン氏と、「合意は延長されるべきだという点で一致している」と述べ、国連とともにロシア側と協議を続ける姿勢を示しました。
一方、アメリカのブリンケン国務長官は14日、「世界中の人々を標的にしている」とロシアを非難し、合意の順守と期間の延長を求めています。
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