EU欧州委員会 ウクライナ「加盟候補国」認定を勧告 英ジョンソン氏、キーウ訪問｜TBS NEWS DIG
EU=ヨーロッパ連合の執行機関・欧州委員会は17日、ウクライナについて、新たな「加盟候補国」として認めるよう加盟国に勧告しました。
欧州委員会は17日の会見で、EUへの加盟を申請していたウクライナについて、交渉開始の前提となる「加盟候補国」に認めるよう加盟国に勧告したことを明らかにしました。
フォンデアライエン委員長
「ウクライナはEUに加盟する条件のうち、おおむね70%をすでに達成している」
フォンデアライエン委員長はウクライナについてこう評価する一方、汚職の防止などで課題が残っていると指摘しました。
「加盟候補国」と認められるにはすべての加盟国の同意が必要で、来週おこなわれるEU首脳会議で議論される見通しです。
こうした動きに対して、ロシアのプーチン大統領は17日、「EUは軍事同盟でない」と指摘し、ウクライナの加盟には「全く反対していない」と表明しています。
こうした中、イギリスのジョンソン首相はウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。訪問は4月以来2度目で、イギリス政府によりますと、ジョンソン氏は120日間ごとにウクライナ軍兵士を最大1万人訓練する大規模な支援策を提案したということです。
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