米大統領選へ…J・F・ケネディ元大統領の甥が出馬表明「この国を取り戻す」(2023年4月21日)
アメリカのジョン・F・ケネディ元大統領の甥（おい）が、大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を表明した。
■支援者「憲法に基づいた政治を愛している」
アメリカ大統領選挙を来年に控えるなか、名門ケネディ家の一人が、聴衆の前に姿を見せた。
ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏（69）：「きょう私は、アメリカ大統領選の民主党候補への立候補を表明するため、ここに来ました。私たちは、この国を取り戻すつもりです」
立候補を表明したロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、第35代大統領のジョン・F・ケネディ氏の甥であり、ロバート・F・ケネディ元司法長官の息子だ。
支援者：「私は、アメリカやアメリカ国民に対する彼の気遣いと、ケネディらしい憲法に基づいた政治を愛しています」
■華麗なる一族「ケネディ家」から…また一人
政界に数多くの人材を輩出し、アメリカ国民から絶大な支持を集める、華麗なる一族「ケネディ家」。
ジョン・F・ケネディ氏（当時43）：「これから私たち夫婦は、新たな政権と赤ちゃんが生まれる準備をします」
伯父のケネディ元大統領は、東西冷戦が深刻化するなか、史上最年少でアメリカ大統領に就任した。
ジョン・F・ケネディ大統領（当時45）：「キューバで、攻撃的性格を備えた複数のミサイル基地が建設されているという確固たる証拠が、この1週間で見つかった」
旧ソ連がキューバにミサイルを配備したことから、あわや核戦争かという事態にまで発展した「キューバ危機」では、外交努力で乗り切ることに成功した。
その兄をかたわらで支えたのが、ロバート・ケネディ・ジュニア氏の父で、のちに大統領選に臨んだロバート・F・ケネディ元司法長官だ。
■使命は…「国家権力と企業の腐敗関係を終結」
しかし、ケネディ元大統領は1963年11月22日、テキサス州ダラスでのパレード中に銃撃されて死亡した。
さらに、弟のロバート元司法長官もまた、1968年に大統領選挙の予備選の最中、ロサンゼルスで凶弾に倒れている。
そんなケネディ家からまた一人、大統領選に挑むことになったのだ。
ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏：「私の使命は、このキャンペーン後の18カ月間と私の大統領在任中に、国家権力と企業との腐敗した関係を終結させることにあります」
（「大下容子ワイド！スクランブル」2023年4月21日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
