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緊迫スーダン在留邦人の退避は きょうにも先遣隊 自衛隊“唯一の海外拠点”ジブチへ(2023年4月20日)
スーダン情勢です。日本人の退避に向け、20日にも自衛隊の先遣隊がジブチへ向かいます。緊迫した状況が続くなか、どのような計画が練られているのでしょうか。
■「経験したことない戦闘」爆発音が
もう対岸の火事ではありません。街に銃声が鳴り響き戦車から火が上がる。これが武力衝突により、270人が亡くなったとされるスーダンの現状です。
民兵組織RSF兵士:「軍の連中は嘘付きだ!俺たちは英雄だ!」
NPO法人ロシナンテススーダン事業部・川原尚行代表:「家にいても激しい爆撃音が聞こえたり、黒煙が見えたりということもあるので危ない状況。今まで経験したことのない戦闘」
政府は在留邦人などを退避させるため、アフリカ東部のジブチに航空自衛隊の輸送機を派遣することを決めました。20日にも先遣隊5人が派遣され、約370人の部隊が編成されます。
首都ハルツーム。水を求める人々がさまよいますが…。
地元の人:「水不足は深刻です。皆、苦しんでいます」
NPO法人ロシナンテススーダン事業部・川原尚行代表:「土曜日に内戦が始まって、3日間は完全に停電だった。5時間くらい並んでようやく食料品を買った」
19日の夕方から停戦に入ることを約束した後も激しい戦闘は続き、ドイツは避難計画を中止しています。
NPO法人ロシナンテススーダン事業部・川原尚行代表:「完全停戦ではなく、今もパンパンという爆撃音が聞こえる。空港に隣接する形で軍組織があるので、そこが主戦場」
■なぜ軍事衝突が泥沼化?今後は
世界一長いナイル川が南北に流れるスーダン。ピラミッドなど歴史的建造物が多く残される国です。この国でなぜ、軍事衝突が起きたのでしょうか。
30年ほど続いたバシール大統領による独裁政権。2019年、その大統領を失脚に追い込んだ“2人のキーマン”。軍のブルハン将軍と、民兵組織RSF(即応支援部隊)のダガロ司令官です。軍がその民兵組織を統一しようとしたところ反発。衝突が起きたというのが構図です。
スーダンの現代政治に詳しい、千葉大学・栗田禎子教授:「国軍とRSFが最終統合する1つの軍隊になっていく段階で、権力闘争が起きたのではないか」
なぜ、自衛隊の派遣先に1200キロ離れたジブチが選ばれたのでしょうか。実は、自衛隊唯一の海外拠点があるのがジブチです。多くの日本船舶が航行する海域の海賊対策として2011年拠点が設置されました。
元海上自衛隊・海将補、末次富美雄氏:「元々、フランスの基地だったのでアメリカ・日本と活動拠点を設けた。場所についてもノウハウがあり、活動しやすい。早期に派遣できるエリア」
NPO法人ロシナンテススーダン事業部・川原尚行代表:「早い段階での日本政府の決断に感謝申し上げたい。ただ、ジブチまでは問題ないが、ジブチからスーダンに来られるのかなと。現場を知るだけに非常に難しいオペレーションではないか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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