“毒クラゲ”カツオノカンムリに注意 奄美大島に大量漂着「死んでいても触らないで」(2023年4月18日)
波打ち際にずらりと並んだ“青い物体”。「カツオノカンムリ」という有毒のクラゲです。
今月に入り、鹿児島県奄美大島の海岸に、大量に漂着しているといいます。
カツオノカンムリは、青い色が特徴的で、直径はおよそ5センチ。楕円(だえん)形をしています。
一見きれいな見た目ですが、毒があり、刺されると腫れたり、痛みが生じたりすることもあるということです。
奄美大島で漁業を営む 勝山仁太さん:「(ウェットスーツ)首から上が出てるんですよね。露出してる部分が当たった瞬間に刺されてるみたいな感じですね。バチバチって感じなんですよ。チクチクとかじゃなくて痛いんですよね。赤く腫れるんですよ。めちゃくちゃ刺されてるところは、水ぶくれみたいな」
海岸を管理している鹿児島県大島支庁は、観光客が集まる2カ所に看板を設置。「クラゲが死んで色が白くなっても、毒があるため触らないように」と注意を呼び掛けています。
奄美海洋展示館 高村洸介学芸員:「(猛毒で知られる)カツオノエボシに比べると、毒性は弱いと言われています。死亡例はおそらくないとは思うんですけど、結構な数なので。2度、3度刺されるとアナフィラキシーショックなども考えられるかなと思っております。岸から遠い外洋のほうで生活する生き物で、群れを作って生きてます。風向きが島に吹くと、一斉に押し寄せてくるような印象。3月、4月の時期の風がやっぱり来やすいのかなというふうに思ってます」
(「グッド!モーニング」2023年4月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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