【ハマス大規模攻撃】イスラエルが報復“死者600人超”悪化の懸念は◆日曜スクープ◆(2023年10月8日)
パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」は7日、イスラエルに対しての戦闘を開始、大規模なロケット弾による攻撃を行った。「ハマス」は、テルアビブやエルサレムなどに向けて約5000発のロケット弾を発射したと発表した。ハマスの戦闘員がイスラエルとガザ地区の境界を破ってイスラエル側に侵入する異例の展開となり、「ハマス」の報道官は「数百人のイスラエル人を連行した」と話した。イスラエル軍の報道官は「国内の状況は完全にコントロールされていない」と述べた。イスラエル側では民間人を含め300人以上が死亡し、1590人が負傷した。イスラエルのネタニヤフ首相は演説で、戦争状態にあると説明したうえで、「あらゆる力でハマスを殲滅する。この暗黒の日に対して、激しく報復する」と宣言した。ガザ地区ではイスラエル軍による空爆が続き、パレスチナ側は死者320人、負傷者は約2000人に上ったと発表した。
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