専門家「感染者の増加速度は鈍化」 東京・今年初の前週から減少(2022年2月10日)

専門家「感染者の増加速度は鈍化」 東京・今年初の前週から減少(2022年2月10日)

専門家「感染者の増加速度は鈍化」 東京・今年初の前週から減少(2022年2月10日)

 専門家は「感染者の増加速度は鈍化している」としています。

■東京1万8287人感染 前週から減少

 9日、東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、1万8287人でした。

 先週の水曜日から3289人減り、去年12月17日以来、前の週の同じ曜日を下回りました。

 重症者は、前の日から8人増えて59人。重症者用の病床使用率は、23.3%となっています。

■専門家「感染者の増加速度は鈍化」

 厚労省アドバイザリーボード・脇田座長:「全国の新規感染者数は増加が継続しているが、増加速度は鈍化しています。新規感染者数がピークを迎える可能性があると考えます」

 しかし、一方で、次のようにも話しました。

 厚労省アドバイザリーボード・脇田座長:「感染者数の報告の遅れや検査の逼迫(ひっぱく)などによって、公表データが実態と乖離(かいり)している可能性が指摘されている。今後、BA.2系統に置き換わることで、再度増加に転じる可能性にも注意が必要という議論があります」

 今後の対応については、“重症化リスクの高い高齢者の感染を減らすことが大切だ”としています。

■「まん延防止」来月6日まで延長表明

 そんななか、岸田総理は、13日に期限を迎える東京など13都県の「まん延防止等重点措置」を、来月6日まで延長する方針を表明しました。

 また、感染拡大が続いている高知県にも、12日から来月6日まで、新たにまん延防止等重点措置を適用します。

(「グッド!モーニング」2022年2月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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