陸自ヘリ不明 「飽和潜水」捜索に向けた作業再開(2023年4月15日)
沖縄県宮古島付近で自衛隊員10人を乗せたヘリコプターが行方不明となった事故で、自衛隊は14日に中止した「飽和潜水」での捜索に向けた作業を再開しました。
(松村かれん記者報告)
15日午前から雨風ともに強くなってきていて、段々と波も荒くなっています。雨で見えづらくなっていますが、沖合に見えているのが深い海でも水圧に耐える作業が可能な「飽和潜水」を支援する潜水艦救難艦「ちはや」です。
船の真下、水深およそ100メートルで13日、行方不明のヘリコプターとみられる機体と隊員らしき複数の人物の姿が発見されました。
自衛隊は14日、「飽和潜水」での捜索を行うためダイバーを乗せたカプセルを海に入れましたが、海中に出られず中止になりました。
現場では15日朝から再び「飽和潜水」を行うための作業が始まりました。
この後、ダイバーが海中に入り捜索を始める予定です。
ただ、防衛省関係者によりますと、水深100メートルは簡単に行ける深さではないため、捜索にどれくらい時間がかかるのかは見通せないということです。
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