北京五輪 ビンドゥンドゥングッズ“消える”!?
連日、熱戦が続く北京冬季オリンピック。大会マスコットの人気が高まり、各地の売り場からパンダをモチーフにした「ビンドゥンドゥン」が“消える”事態が起きています。
記者
「こちらものすごい人だかり。北京イトーヨーカド―のオリンピックグッズ売り場、大盛況です」
この売り場には、商品が新たに入荷したことで多くの人が詰めかけました。お目当てを聞いてみると・・・
女性
「ビンドゥンドゥンです。とても人気です。試しに来てみたけど、中国のどこに行っても買えないです」
男性
「ビンドゥンドゥンを買えなくて、とても残念です。”1人1ドゥンドゥン”にしてほしいですね」
大会マスコット「ビンドゥンドゥン」のぬいぐるみなど関連グッズは、オリンピックの開幕と共に急激に人気が高まり、あっという間に各地で売り切れになったのです。中には、ぬいぐるみを大量に袋に詰めて爆買いする人も。また、通販サイトには人気にあやかった“ニセ”のグッズが販売されているのも見受けられます。
記者
「こちらのネット記事は、ビンドゥンドゥングッズの転売問題を指摘しています。中には、10倍の値段がついているものもあるということです」
グッズの不正な高額転売も相次いでいて、取り締まりに乗り出した警察により3人が摘発されたと国営の中央テレビは伝えています。また、ビンドゥンドゥングッズが売り切れになった原因は他にも・・・
オリンピックの開幕が、中国の旧正月「春節」に伴う大型連休と重なったためです。実は、外交の場でも・・・
習近平国家主席
「ビンドゥンドゥンをあなたの子どものために持って帰ろうとしていると聞きました。双子でしょうし、2つ必要ですよね」
習近平国家主席が開会式に合わせて訪中したモナコのアルベール2世との会談で、ビンドゥンドゥングッズのプレゼントを申し出たのです。
「私はビンドゥンドゥンが欲しいだけ」
ネット上ではこんな替え歌まで作られるなど、人気は当分続きそうです。
(09日18:17)
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