特許は5つ・・・小学生の発明家 感染対策グッズ1000個寄贈 将来の夢は?(2022年2月9日)

特許は5つ・・・小学生の発明家 感染対策グッズ1000個寄贈 将来の夢は?(2022年2月9日)

特許は5つ・・・小学生の発明家 感染対策グッズ1000個寄贈 将来の夢は?(2022年2月9日)

 小学生が市役所に1000個も寄贈した発明品とは。

 7日、神奈川県の相模原市役所にある発明品が寄贈されました。

 発明したのは嘉手納杏果さん(12)、小学6年生です。

 嘉手納杏果さん:「少しでもコロナの感染者が減ってくれたらうれしいなと思っています」

 こちらが杏果さんの発明品。どうやって使うのかは、後ほど。

 小さいころから工作が大好きだったという杏果さん。

 嘉手納杏果さん:「作りながら、こうだ、これ違う、こうしよう。考えるのが楽しい」

 小学4年の時、絡まるハンガーを見てひらめき、特許を初めて取得しました。それが「絡まないハンガー」。

 嘉手納杏果さん:「3点にマグネットを付けました。ハンガーが絡まないんです」

 さらに、袋のチャックに粉が付いて開けづらくなる悩みを解消しようと思い付いたのが、その名も「しまるん」。

 粉がチャックにつかないように、取り出し口を付けたのがポイント。折り畳めば、チャックの内側にすっきり収まります。

 小学生にして、5つの特許を取得している杏果さん。

 祖父・知俊さん(74):「やっぱり想像力がすごいですよね。思いも付かないことをパッと言い出すわけです」

 母・佐知子さん:「(Q.学校の成績も抜群に良い?)それが、学校の成績は先生から中より下って・・・」
 
 さて、気になるのは、杏果さんが市役所に寄贈した発明品。

 嘉手納杏果さん:「これがテリッパです」

 指を入れて使うマグネットクリップ、“スリッパ”ならぬ「テリッパ」。これを使えば、食事などの際に外したマスクを洋服の裾にとめておくことができるんです。

 嘉手納杏果さん:「24時間マスクケースを持つことは不可能なので、このテリッパを考えました」

 製品化には、防護服などを作っている企業に依頼したそう。その費用は・・・。

 嘉手納杏果さん:「おじいちゃんが払ってくれました。ありがとう」

 祖父・知俊さん:「この子が世のためということを前から言っていたので、こういうのが少しでも役立てばいいかなと」

 今回、1000個の「テリッパ」が市役所に寄贈されました。

 相模原市・本村賢太郎市長(51):「子ども食堂を中心に活用を検討しています」

 小学生発明家の杏果さん。将来の夢は・・・。

 嘉手納杏果さん:「あんまり発明に関係がないから・・・」「(Q.ちなみに何?)看護師になりたいな。ふふふ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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