東横線・菊名駅近くで激しい火災 ホームに迫る炎「車の破裂音が」(2023年4月10日)
横浜市の東急東横線菊名駅近くで火事があり、東横線が一時全線で運転を見合わせました。カメラはホームのすぐ脇で真っ赤な炎が噴き上がる緊迫の現場を捉えていました。
■ホームに迫る炎「車の破裂音が」
煙がホームにまで押し寄せ、赤い炎が見えます。別の動画ではホームを逃げる乗客の姿と、時折、破裂音も聞こえます。駅員が慌てている様子も映し出されています。現場は横浜市にある東急東横線の菊名駅。東横線は東京と横浜を結ぶ大動脈で、JRの駅もあるターミナル駅です。
消防への通報：「電車の中から車が燃えているのが見える」
近所の人：「ゴムが焼けるような臭い。車の破裂音がしていた。何か乾いたような割れるような、パァンッて音が時折、鳴っていた」
■「髪の毛が…」目撃者語る緊迫の瞬間
なぜ、火災が起きたのでしょうか。別の動画で見てみると、火元である“車”が燃えているのが分かります。近所の人がその様子を撮影していました。コインパーキングに止めてある車2台が激しい炎を上げて燃えています。
近所の人：「軽自動車2台がかなり激しく燃えていて、1台、間挟んだ所に恐らくプリウスか何か止まってたが、隣のラーメン店から出てきた人が（車の）持ち主みたいで『やばいよ、やばいよ、うちの車燃えちゃうよ』なんて話していて、炎は風に流されてあおられてたので、上に延びるというか横に延びる感じ」
火災が起きたのは駐車場です。周辺にはマンションやコンビニなどが立ち並び、まさに線路の真横にあります。
近所の人：「多分車の持ち主だと思うが、髪の毛とかも顔もススだらけで髪の毛もちょっと焼けていたので、やけどというか、髪の毛が1回チリチリになっていた」
菊名駅近くのコインパーキングで車両火災が発生。10日午後3時すぎに鎮火しました。けが人などの情報は入っていません。
この火災の影響で東横線は一時運転を見合わせましたが、午後3時前に運転再開。遅延が発生したそうです。
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