日銀・植田新体制が始動 大規模緩和の弊害が指摘される中(2023年4月10日)

日銀・植田新体制が始動 大規模緩和の弊害が指摘される中(2023年4月10日)

日銀・植田新体制が始動 大規模緩和の弊害が指摘される中(2023年4月10日)

 9日付で日本銀行の第32代総裁に就任した経済学者の植田和男氏が、初めて日銀に出勤しました。

 植田氏は戦後初の学者出身の総裁です。

 日銀の審議委員として金融政策の立案などに携わった経験を持ち、理論と政策の実践、双方に精通しているとされています。

 黒田前総裁の下、10年にわたって続いた大規模な金融緩和策による国債の大量保有などの弊害が指摘されるなか、2%の安定的な物価上昇を目指す今の政策は適切だという認識を示しています。

 植田新総裁は今週、アメリカでの国際会議に出席し27日からは金融政策決定会合に臨みます。

 市場には植田新総裁の下で政策が修正されるという見方もあります。
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