中国が台湾の駐米代表に大陸への渡航禁止の制裁措置 (2023年4月7日)
中国は、台湾の駐アメリカ代表部の代表にあたる蕭美琴氏とその家族に、中国大陸への渡航を禁じる制裁措置を発表しました。
中国共産党で台湾政策を担当する部門は7日、台湾の駐アメリカ代表部の蕭美琴氏とその家族に、中国大陸・香港・マカオへの立ち入りを禁ずると発表しました。
去年、アメリカのペロシ前下院議長が台湾を訪問した際も同様の制裁が課されていて、蕭氏は自身のツイッターで「中国共産党は私をまた制裁した」と記しています。
台湾のシンクタンクなど2団体の責任者についても、同じく立ち入り禁止の制裁を発表しました。
明言はしていませんが、台湾の蔡英文総統が5日、アメリカでマッカーシー下院議長と会談したことへの報復とみられます。
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