沖縄・宮古島周辺飛行の陸自ヘリが消息絶つ、第8師団トップら10人搭乗|TBS NEWS DIG
きのう、沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターの機影がレーダーから消えました。ヘリには第8師団のトップも乗っていました。
陸上自衛隊 森下泰臣陸上幕僚長
「宮古島北北西洋上において、レーダー航跡が消失しました」
防衛省によりますと、きのう午後4時前、隊員10人を乗せ、宮古島の周辺を飛行中の陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH-60」の機影がレーダーから消えました。
これまでに、海上保安庁の巡視船が「陸上自衛隊」と書かれた救命用のボートやバラバラになった機体の残骸らしきものを発見し、自衛隊などが10人の捜索を続けています。
ヘリが所属する第8師団は南西諸島の一部も担当し、海洋進出を強める中国とも最前線で向き合う部隊で、ヘリには先月に着任したばかりの坂本雄一師団長ら幹部自衛官も乗っていました。
防衛省は航空事故とみて、事故調査委員会を立ち上げ、原因を調べています。
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