【満開ラッシュ】圧巻!樹齢1000年「三春滝桜」東京のお勧めポイントも見頃(2023年4月4日)

【満開ラッシュ】圧巻!樹齢1000年「三春滝桜」東京のお勧めポイントも見頃(2023年4月4日)

【満開ラッシュ】圧巻!樹齢1000年「三春滝桜」東京のお勧めポイントも見頃(2023年4月4日)

 東京にも暖かな日差しが降り注いだ4日。桜前線も北上しています。およそ8キロに渡り桜並木が続く東北有数の名所、「一目千本桜」では例年より1週間早く見頃を迎えています。

■川沿いに絶景! 「一目千本桜」

 宮城県大河原町。蔵王連峰を背景にどこまでも続く桜並木は、白石川堤一目千本桜です。「一目」で「千本くらい見える」というのが由来とも言われています。一目千本桜は、先月27日と開花が早く当初、祭りは今月6日からでしたが先月31日と、1週間前倒しになったのです。ポストコロナということで飲食の出店も出て、にぎやかな花見となりました。

 お花見に来た人:「きれいですね、迫力がすごい。良かったなと思ってコロナ落ち着いて」

 お花見に来た人:「(Q.お花見どう?)楽しい」「(Q.どんなところが楽しい?)飯」

 白石川の澄んだ青色、千本桜の薄紅色、蔵王連峰に残った雪の白。この三層が織りなす絶景は、町の誇りだといいます。

 人目千本桜は8キロにも及ぶ桜並木で、今年は桜を植樹してから、100周年の記念の年です。1923年、およそ700本が植樹され、その4年後にはおよそ500本が追加されました。その美しさに、進駐軍も花見を楽しんだといいます。今は姿を消した汽車とのこんなシーンも…。宴会の中心で陽気に踊る女性。いつの時代も花見は楽しいものです。一目千本桜は人々の暮らしを見守り、人々を楽しませてきました。

■観測史上“最早” 秋田で開花発表

 今年、東北各地で例年より早い開花を記録するなど桜前線は、いよいよ東北北部まで北上しました。秋田市でも…。

 秋田地方気象台・木村武士技術専門官:「午前10時の観測で、花開いているものを7輪観測。本日、桜の開花を観測」

 4日、秋田でも桜の開花が発表されました。平年より13日、去年より8日早く、観測開始以来最も早い開花となりました。

 秋田地方気象台・越後覚調査官:「一番早い記録が2021年令和3年4月4日。これと並ぶ最早の記録となります。開花が早くなった理由は秋田県では3月の観測史上、最も高い平均気温を観測」

■圧巻!樹齢1000年「三春滝桜」

 一方、こちらは一本桜。日本三大桜にも数えられる、福島県三春町の三春滝桜です。こちらも先月27日に開花し、観測開始以降、最も早い開花を記録しています。薄紅色の小さな花を無数に咲かせた様子がまさに流れ落ちる滝のように見えることから「滝桜」と呼ばれるようになったと言われています。100年前の1922年に桜の木として、初めて国の天然記念物に指定された三春滝桜。樹齢が1000年を超すと推定されるといいます。1000年前と言えば、平安時代です。悠久の時を超え三春滝桜は人々に愛され続けてきたのです。

 今年、異例のスピードで北上する桜前線…。と、ちょっと待ってください。実は東京でも、まだまだ花見を楽しめる穴場があるんです。「東京ウォーカー」がお勧めするお花見ポイントが、東京・福生市、多摩川堤防沿いの桜です。およそ2.5キロに及ぶ桜並木。まだまだ、桜が咲き誇ります。例年、3月下旬から4月上旬頃にかけてが桜の見頃の時期となるといいます。

 花見客:「川の水が冷たいので比較的遅くまで咲く。都内から比べたらかなり遅い」

 花見客:「ちょうど満開でたぶん散るのはこれから。一番いい時期じゃないですかね。桜って散り際がいいですよね。満開の時よりも散り始めて、日本人は散り際が好きなんじゃないですか」

 こちらの桜は土手の斜面に植えられているため、桜の花がこの通り人の目線ほどになるんです。

 花見客:「(Q、身長の高さで見られる桜はどう?)やっぱり…きれいですね」

 東京・福生市では、「ふっさ桜まつり」が今度の土日もまだ続くといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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