NY五番街に鉄柵＆報道陣＆トランプ氏支持者が集結 指紋採取→マグショット巡り反発も(2023年4月4日)
検察に出頭するためニューヨークに到着したトランプ前大統領。大統領経験者が被告人となる前代未聞の事態に、トランプタワー周辺は厳戒態勢となっています。
■五番街に鉄柵…“厳戒態勢”
通りのあちらこちらでは何人もの警察官が周囲に目を光らせ。歩道は報道陣で溢れかえりました。場所はトランプタワーの前。集まったのは報道陣だけではありません。
トランプ支持者：「最後にはトランプが勝つと信じている。トランプはゴジラだ」
トランプ支持者も集まれば…。
反トランプ派：「あいつは女性を虐待し、移民の子どもを虐待し、大人も虐待し、口を開くたびに嘘をついている」
反トランプ派も集まっています。その訳は…。トランプ前大統領のニューヨーク入りです。沿道の支持者に手を振りながら、トランプタワーの中に入っていきました。
先月30日、大統領経験者として前代未聞の起訴をされたトランプ氏。3日、出頭のため邸宅のあるフロリダ州を発ちました。空港に向かう道にもたくさんの支持者が集まりました。
トランプ支持者：「ドナルド・トランプは2024年次期大統領になるんです」「彼は正義の人で神は彼とともにあると信じています。1人の時はきっと神に祈っているはずです」
トランプ前大統領は現地時間の4日、法廷での罪状認否に臨みます。通常、その前に行われるのが指紋の採取。そして逮捕直後の容疑者などを撮る写真撮影。マグショットと呼ばれるものです。そのマグショットを巡り、トランプ氏側が異例の猛反発しています。
■トランプ氏 マグショット写真「必要ない」
現地時間の4日、法廷での罪状認否に臨むトランプ前大統領。それに先立ち検事事務所にも出頭し、指紋採取を行います。通常、この時マグショットと呼ばれる写真の撮影も行われますが…。トランプ氏の弁護士は反発しています。
トランプ氏の弁護士：「マグショットはそれが誰か認識するためのものです。彼の顔は、この国はおろか世界で最も認識されています。必要ありません」
トランプ支持者：「バイデンを逮捕。バイデンを逮捕」
トランプタワー前に集まったトランプ支持者…。
トランプ支持者：「ニュージャージー南部から120キロ運転してやってきたんだ」
■NY州“厳戒”支持者集結「暴力があれば逮捕」
4日にはさらに集結するとみられ、ニューヨーク市は警戒を強めています。
ニューヨーク市・アダムス市長：「あす我が町に来ようと考えている扇動者がいるかもしれませんが、私たちのメッセージは明快です。自分自身をコントロールして下さい。いかなる暴力も破壊行為も許しません。もしそのような行為に加担した場合、誰であれ逮捕し、責任を問います」
不倫相手だったとされる、元ポルノ女優への口止め料支払いを巡り、捜査がされてきたトランプ前大統領。具体的な起訴内容は4日の罪状認否で明らかになる見通しです。 （C） CABLE NEWS NETWORK 2023
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