【4月の変化】 約5100品目の値上げ…命を守る取り組みも(2023年4月1日)

【4月の変化】 約5100品目の値上げ…命を守る取り組みも(2023年4月1日)

【4月の変化】 約5100品目の値上げ…命を守る取り組みも(2023年4月1日)

4月1日、早稲田大学で行われた入学式。
今年はマスクの着用が任意となったため…

白鳥宏亮ディレクター
「マスク着けていない人がちらほらいます」

新入生
「高校3年間マスクをほとんどして皆の素顔を見ることができなかったので、入学式でマスクを外して、新しい気持ちで望めると、これからが楽しみかなと感じます」

1日から新年度。
自転車のヘルメット着用の努力義務やデジタル給与払いなど、多くのことが変わります。
そんな中、都内にある幼稚園で始まったのは、こどもの命を守る取り組みです。

仁科健吾アナウンサー
「こちらは幼稚園の送迎バスです。この中にこどもの命を守る装置が取り付けられているというのですが、これですかね?あまり見慣れないものが設置されています」

実はこちら、こどもの“置き去りを防ぐ装置”なんです。
去年、おととしと相次いだのが、通園バスに園児が置き去りとなり死亡した事故。

そのため、政府は1日から幼稚園や保育園などの通園バスで、点呼およびアラームやセンサーといった安全装置の設置を義務化しました。

バスに定点カメラを設置し、通園の様子を見てみます。
園児を乗せたバスが園に到着し、続々と降りる園児たち。
すると…

仁科健吾アナウンサー
「いま車内からアラームが聞こえます」

アラームが鳴り響く中、ドライバーが装置に手をかけるとアラームが止まります。
この装置はバスのエンジンを切るとアラームが鳴り、後部座席のボタンを押すと止まる仕組み。
こうすることで、自動的に全席確認できることに加え、園児自身もアラームで降車を認識できる効果があります。

学校法人正和学園 齋藤祐善理事長
「安全は際限がありませんので、タブレットで、ちゃんと乗った、乗らないのチェックはできるようにはなっていますけど、不幸な事件が起きないようにすることは我々の義務だと思っています」

しかし、安全装置の設置について、番組で関東の保育施設を調べたところ、35件中28件がきのう時点では設置をしていないと答えました。
政府は1年間の経過措置を設け、6月末までの設置完了を目指していますが、こどもの命を守るための早急な対応が求められます。
一方、ここは都内にあるレストランです。

あか牛精肉販売所店長 市川哲也さん
「熊本の和牛、あか牛になります」
仁科健吾アナウンサー
「4月1日から影響出ましたか?」
あか牛精肉販売所店長 市川哲也さん
「大変影響がありました。こちらがあぶりゆっけの卵、あか牛のボロネーゼのパスタ、あか牛の赤ワイン煮のワインとバター、これらが大きく4月から値上げをしています」

深刻な4月の値上げ。
帝国データバンクによると、食品や飲料は、5100品目以上にもおよぶといいます
店の料理を見てみると、これだけの量のものが値上げとなっています。
さらに、運送会社の配送料の値上がりにより、通販も影響を受けます。

あか牛精肉販売所店長 市川哲也さん
「電気代の高騰、輸送コスト、食材費、(1カ月のコストが)20万円値上がりする。価格を一部値上げせざるを得ない状況かもしれないですが、非常に苦しい状態です」

サタデーステーション 4月1日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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