林外務大臣あすから訪中、“スパイ容疑で拘束”日本人の解放要請へ 「太陽を見ることも出来ない」経験者が語る拘束の実態|TBS NEWS DIG
林外務大臣はあすから中国を訪問し、スパイ容疑で拘束されている日本人の解放を求める考えを表明しました。こうした中、かつてスパイ容疑で拘束されていた男性がその実態を証言しました。
“中国で6年間拘束” 鈴木英司さん
「彼らはスパイ容疑で逮捕すると言いました。黒いアイマスクをかけられて(車に乗せられた)」
2016年、帰国直前にスパイ容疑で拘束されたと話す日中青年交流協会の元理事長・鈴木英司さん。
中国では鈴木さんを含め、2014年の反スパイ法の施行以降、少なくとも17人が拘束されていて、先週、アステラス製薬の50代社員が拘束されました。
“中国で6年間拘束” 鈴木英司さん
「カーテンも閉めたままで、太陽を見ることも出来ないところで24時間、2人の監視人が4交代で(見張っていた)」
その後、刑が確定し服役した鈴木さん。
逮捕される前に日本政府が解放に尽力するべきだと訴えます。
“中国で6年間拘束” 鈴木英司さん
「逮捕になると間違いなく起訴です。起訴になったら間違いなく裁判にかけられ、刑になる。えん罪はあっても再審はない。だから、逮捕されたら終わり。逮捕前になんとかしないといけない」
こうした中、林外務大臣はあすから中国を訪れ、中国側に拘束された日本人の解放を求める考えを明らかにしました。
林 芳正 外務大臣
「一連の課題について、我が国の立場をしっかり説明していくことになると考えております」
ただ、外務省幹部は。
外務省幹部
「大臣が中国に行ったからといって、すぐに解放されるような簡単な話ではない」
およそ3年3か月ぶりとなる外務大臣の中国訪問で、林大臣はどのような成果を得られるのか注目されます。
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