「思い切った措置を」親露派・チェチェン共和国の首長が核兵器使用に言及｜TBS NEWS DIG
ウクライナ軍は、東部ドネツク州の要衝リマンをロシア軍から奪還したと発表しました。リマンをめぐっては、ロシア国防省が「撤退した」と明らかにしていました。
ウクライナ軍参謀本部の投稿動画
「きょうウクライナ軍がドネツク州のリマンを奪還した」
ウクライナ軍の参謀本部は1日、SNSに東部ドネツク州の要衝リマンに入ったとするウクライナ軍の兵士の動画を投稿。「リマンを解放した」と発表しました。
リマンはロシア軍の補給拠点となっていましたが、ロシア国防省は「包囲される恐れがあるため撤退した」と明らかにしていました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ウクライナの旗はすでにリマンにある。1週間後、旗はドンバスでさらに増えるでしょう」
さらなる領土の奪還に向け攻勢を強める考えを強調。リマンに隣接するルハンシク州の知事は、「リマンの奪還はルハンシク州の領土を取り戻すためのカギとなる」としています。
一方、ロシア軍のリマン撤退を受け、プーチン大統領に忠誠を誓うとされるロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長は、SNSでロシア軍の司令官の失態だと批判。個人的な意見としたうえで、「国境周辺に戒厳令を出し、低出力の核兵器を使用するなど思い切った措置を取る必要がある」と述べました。
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