ジンバブエで現職ムナンガグワ大統領再選　野党側は結果受け入れを拒否「選挙プロセスで自由制限」指摘も｜TBS NEWS DIG

ジンバブエで現職ムナンガグワ大統領再選　野党側は結果受け入れを拒否「選挙プロセスで自由制限」指摘も｜TBS NEWS DIG

アフリカ南部のジンバブエの大統領選挙で選挙管理委員会は現職のムナンガグワ氏が再選したと発表しました。ただ、野党側は不正を訴えて結果の受け入れを拒否しています。

AP通信などによりますと、ジンバブエの選挙管理委員会は26日、現職のムナンガグワ大統領（80）が得票率52.6%で大統領選挙に勝利したと発表しました。最大野党の党首・チャミサ氏の得票率は44%だったとしています。

野党側は「結果発表が当初の想定よりも早く、適切さを欠いた拙速な集票があった」と批判し、結果の受け入れを拒否しています。

EU=ヨーロッパ連合の選挙監視団は25日の暫定報告で、選挙のプロセスで基本的な自由が制限され暴力や威嚇行為がみられたと指摘しています。

野党支持者の反発が激化すれば、政情が不安定化する恐れもあります。

前回、2018年の選挙では不正があったとして、一部の支持者が激しい抗議行動に出て治安部隊が鎮圧に乗り出し、死傷者が出る事態となりました。

ジンバブエでは2017年に37年もの間、国を支配したムガベ前大統領が軍や与党によって辞任に追い込まれ、後を継いだムナンガグワ氏が2018年の大統領選でチャミサ氏を破って当選していました。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト　https://ift.tt/92Wbr51

▼チャンネル登録をお願いします！
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/60V1dYc

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/fIQeUj6