「東京オリンピックを心から楽しめなかった」五輪汚職 出版大手「KADOKAWA」元担当室長が起訴内容を認める 初公判で|TBS NEWS DIG
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄側の出版大手「KADOKAWA」元幹部が初公判で起訴内容を認めました。
「KADOKAWA」のオリンピック担当室長だった馬庭教二被告(63)は、角川歴彦前会長(79)らとともに、大会組織委元理事・高橋治之被告(78)におよそ6900万円の賄賂を贈った罪に問われていて、きょうの初公判で起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、馬庭被告が「高橋元理事から金銭の支払いを求められた」と指摘。「違法性を認識していたが、角川前会長から『早くしてね』と言われ、支払った」と主張しました。
さらに法廷では「東京オリンピックを心から楽しめなかった」という馬庭被告の供述調書も読み上げられました。
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