北海道内で過去最大規模の56万羽を殺処分 千歳市で鳥インフル(2023年3月28日)
北海道千歳市の養鶏場で死んだニワトリから「高病原性」が疑われる、鳥インフルエンザウイルスが見つかり、北海道は養鶏場で飼育しているおよそ56万羽の処分を始めました。
27日午前、北海道千歳市の養鶏場で採卵用のニワトリおよそ500羽が死んでいるのが見つかったと報告がありました。
検査の結果、28日朝「高病原性」の疑いがあると判定されました。
この養鶏場では、北海道内最大規模のおよそ56万羽のニワトリが飼われていて、北海道は自衛隊にも派遣を要請し、朝から殺処分を開始しています。
また、まん延防止のため周辺にある12カ所の養鶏場で飼われている、採卵用の120万羽と肉用の36万羽は、安全が確認されるまで移動や出荷が制限されます。
北海道は、現在、流通しているたまごや鶏肉から感染することはないので安心してほしいと呼び掛けています。
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