淡路島の「大観音像」は5月中にも撤去へ 跡地はホテル?タワマン?周辺から期待の声(2022年5月6日)

淡路島の「大観音像」は5月中にも撤去へ 跡地はホテル?タワマン?周辺から期待の声(2022年5月6日)

淡路島の「大観音像」は5月中にも撤去へ 跡地はホテル?タワマン?周辺から期待の声(2022年5月6日)

解体工事が進められている兵庫県淡路島の「観音さん」は、早ければ5月中にも撤去完了の見通しです。

 兵庫県淡路市にあった「世界平和大観音像」。5月6日に上空から見てみると、解体作業が進み、その姿はありませんでした。

 (ヘリコプターからのカメラマンリポート)
 「淡路島にあった巨大な観音像ですが、土台だけになっていて、以前の面影は全くありません」

 高さが100mあり淡路島のランドマークだった観音像は、1982年に地元出身の資産家が総工費約53億円をかけて建設しました。内部には鎧かぶとやクラシックカーが展示され、展望台も備えた人気の観光スポットとして当初は賑わいましたが、来場者は年々減少。2006年に閉鎖されました。その後、所有者が死亡したため、15年以上「放置状態」が続いていました。

 (像の近くに住む人 2011年)
 「危険であり恥ずかしい施設だった」

 その後、国が敷地と像の所有権を取得し、去年6月から8億8000万円かけて解体工事が始まりました。今年1月には組み上げられた足場から、右手と頭部だけをのぞかせる不思議な姿に。そして5月6日、像は土台と足の部分を残すのみとなっていました。

 解体後の跡地利用について地元からは早くも期待の声が上がっています。

 (像の隣でレストランを営業する庄司功さん)
 「人が集まってくるような、できればホテルとか。本当に見晴らしがいい、おそらく淡路一やと思いますよ」

 (元自治会長 古林節男さん)
 「別荘タイプのタワーマンションができたら大阪湾一望できますから、かなりおもしろいんじゃないかなとは思ったりします」

 淡路島のランドマーク。早ければ5月中にも本体部分の撤去が完了するということです。

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