来年夏のパリ五輪選手村を公開 部屋にエアコンなし(2023年3月25日)
来年夏の開催に向けて建設中のパリオリンピック・パラリンピックの選手村が公開されました。部屋には地下水を使った床冷房システムが採用されています。
パリ大会の組織委員会は24日、パリ近郊で建設が進んでいる選手村を公開しました。52ヘクタールの敷地に居住施設のほか、食堂や緑地、警察署が設けられます。
オリンピックでは選手など1万5000人近く、パラリンピックでは6000人ほどを受け入れることができるということです。
パリは近年、夏には40℃を超える日もありますが、部屋にはエアコンは設置されず、環境を意識し、冷たい地下水を使った床冷房システムを採用しています。
完成は来年3月の予定で、大会終了後は集合住宅などとして使われることになっています。
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