【立てこもり男】接見で語ったこと…身勝手な動機とは「“人を殺して”というのは手段の一つ」
先週、埼玉・川越市のインターネットカフェで、女性従業員を人質に立てこもった疑いで逮捕された男が29日、日本テレビの記者の接見に応じました。語られた身勝手な事件の動機とは…。
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長久保浩二容疑者(42)は29日、日本テレビ記者の接見に応じました。
――なぜ事件を起こしたのですか?
長久保容疑者
「何とも言えないですが、死にたがりなところがあるので」
――人を巻き込んで死にたいと?
長久保容疑者
「そうです。カスですよね。自分でも思います」
22日に埼玉・川越市のインターネットカフェで起きた立てこもり事件で、長久保容疑者は女性従業員を人質に立てこもり、けがをさせた疑いが持たれています。
長久保容疑者は、29日の接見では、記者の質問によどみなく淡々と答えました。
――なぜ立てこもり?
長久保容疑者
「立てこもりは前やったから、経験値があるんです」
長久保容疑者は10年前にも愛知県で立てこもり事件を起こしていました。服役中、記者に送られてきた手紙には「更生しようと決めました」とつづられていました。これについて、29日の接見で尋ねると――
長久保容疑者
「(刑務所の)中での本心は 更生でした。ただ、人の心は移り変わるもので」
そして今年4月に刑務所を出所し、埼玉県で住み込みの作業員として働き始めました。しかし6月になり、会社から逃げ出したといいます。
長久保容疑者
「当時は数万円持っていたから、好きなギャンブルだけで数日は生活できるんじゃないかと思ったんです。それでお金がなくなると、不安になる。そうすると『死にたい』と思うんです。人を殺してというのは、手段の中の一つとして出てくる」
接見で語られたのは、身勝手な事件の動機でした。接見したさいたま支局の高柳遼太郎記者は「被害者に対して、申し訳なさや後ろめたさを全く感じなかったです。そこに関しては、 自分の動機を説明することで今回の犯行を正当化しているような感覚もありました」と、その印象を振り返りました。
15分間の接見の最後に長久保容疑者は「更生については、自分にも見えないですね。なるようにしかならないかな」と締めくくりました。
(2022年6月29日放送「news zero」より)
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