わずかな隙間に…輝く大輪 “快適”穴場スポット発見 1万発の“神宮花火”に100万人【もっと知りたい!】(2023年8月14日)
東京都の明治神宮外苑で12日、花火大会が行われました。「約100万人が見た」と言われた都市型花火には、それぞれの楽しみ方があります。
■会場から離れても…花火を楽しむ人たち
12日、神宮外苑花火大会が行われました。1万円前後のチケットを買うと、神宮球場、秩父宮ラグビー場で1万発の花火を見ることができます。
まさに、都会のど真ん中で行われた花火大会。会場周辺以外でも、花火を楽しんでいる人たちが多くいました。
番組が向かったのは、JR新宿駅です。会場から直線距離で約2キロ離れた新宿御苑の外れの場所からでも、わずかな隙間に大きな花火が打ち上がります。
花火全体が見えるわけではありませんが、新宿御苑なら人込みを避けることができました。
花火を見ていた人:「静かにゆっくり見えたほうが、遠目でもいいかなと思います」
見えないようで見える。それでも思わず足を止めて、見とれています。
■花火観賞が変わる「タワマン」の存在
さらに距離を伸ばし、会場から4キロ離れた高田馬場へ。11階建てのビルの屋上にあるビアガーデンから花火が見えると言います。
打ち上がった花火は確かに見えていますが、手前の高層ビルに遮られ、“半分花火”になっています。
サウンズテラス 臼澤皓正店長:「タワマンが4年前に建ったんですけど、それから見えにくくなってしまった」
実は5年前まで手前のビルは建っておらず、きれいな花火が見えていました。都会の発展とともに、花火の見え方も変わってしまいました。
それでも、お客さんは混雑に巻き込まれることもなく、花火を静かに楽しむことができました。
お客さん:「タワー邪魔じゃない?」「ちょうどじゃない?」「でも良きじゃない?雰囲気がいいじゃん。めっちゃ混んでるとこ行きたくないし」
お客さん:「(Q.ビルが半分ぐらいだけど?)雰囲気だけでも」
■大都会で咲く花火…多彩な楽しみ方
花火が見える限界点は一体、どこになるのか。6キロ離れた池袋へ向かいました。池袋といえば「サンシャイン60」ですが、はたして花火を見ることはできるのでしょうか。
眼下に広がる都会の夜景。その景色の中に花火がきらめいています。
室内のため、音はほとんど聞こえませんが、エアコン完備で涼しく、花火鑑賞が楽しめます。
花火を見た人:「本当は近くで見たかったが、ここからでもすごくきれいなのが見られて満足している」「こういうふうに、遠目からビルと一緒に見るのは初めて。すごく新鮮で面白い」
大きくはなくとも、しっかりと全体を見渡すことができる、ちょっと変わった花火鑑賞です。
大都会の真ん中で咲く花火には、さまざまな楽しみ方がありました。
(「グッド!モーニング」2023年8月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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