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意外な研究結果!木10回たたけば・・・シイタケ“倍増”(2022年2月7日)
寒いこの時期、身も心も温まるのが「鍋料理」です。
ところが、重要な具材のシイタケは、地球温暖化の影響を受け、近年、冬に収穫する品種の生産量が減少しているといいます。
そのシイタケの生産量を簡単に増やせるという、アッと驚く方法がこの度、明らかになったのです。
それは、なんとシイタケの菌を植えた木を10回たたくだけ。まさかと思うかもしれませんが、本当です。
大分県の農林水産研究指導センターによりますと、シイタケが発生するおよそ2週間前、菌を植えた原木に水をまき、ハンマーで表と裏を5回ずつたたいたところ、できたシイタケが“倍”になったというのです。
実は、この方法は、農家の“経験則”として語られてはいたそうですが、実際の効果を確かめた研究はなく、何回たたけばいいのかも分かっていませんでした。
大分県農林水産研究指導センター きのこグループ主幹研究員・山下和久さん:「今まではデータとしてはなく、言い伝えというような状態。(今回)比較試験ができて、評価ができて良かったかなと思う。出ない(生産量が上がらない)時にたたいて、収入を上げて、(生産者の)皆さん方の所得向上につながっていけば」
なぜ、たたいただけでシイタケが増えるのか。メカニズムは分かっていませんが、今後も研究を進めていくということです。
(「グッド!モーニング」2022年2月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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