日印首脳会談 ウクライナ情勢めぐり連携強化で一致(2023年3月21日)
インドを訪問中の岸田総理大臣はモディ首相と会談し、ウクライナ情勢を巡り、「法の支配」に基づく国際秩序を維持・強化していく共通の責任があるとの認識で一致しました。
(政治部・土田沙織記者報告)
岸田総理は「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国を含め、国際社会が結束して声を上げることの重要性を訴えました。
岸田総理大臣:「国際社会が共に声を上げていく。これが重要であり、ロシアによる侵略を一刻も早くやめさせることにつながっていくと考えています」
会談では「グローバル・サウス」が大きく影響を受けているエネルギーや食糧不足などの課題に緊密に連携して対応していくことを確認しました。
そのうえで、岸田総理は途上国などに影響力拡大を試みる中国やロシアを念頭にG20の議長国として「グローバル・サウス」を牽引(けんいん)するインドとの関係強化を前面に打ち出しました。
外務省関係者は「G7広島サミットの成功に向けて、インドの協力を取り付けたことは大きい」と成果を強調しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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