“お花見宴会”4年ぶり解禁 にぎわい戻る 気温4℃の中…“朝5時半から”場所取りも【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年3月20日)
東京で、桜の開花が発表されてから、初めての週末。上野公園は、4年ぶりにお花見の宴会を楽しむ人の姿が見られました。
■宴会“解禁”で…“早朝5時”に場所取り
4年ぶりに“解禁”となった、お花見宴会。19日早朝、かつてあった風景も戻ってきました。
上野公園では、エリアを指定して午後8時まで、お花見の宴会を“解禁”。限られたエリアを確保しようと、早朝から場所取りをする人がいました。
午前5時から場所取り・20代男性:「きょうは5時くらいですかね。せっかく日にち合わせたのに座れる場所なかったらっていうのが、ちょっと心配だったので」
午前5時から場所取り・40代男性:「さっき5時に来て。友達が9時くらいに来るんですよ。きょうは天気いいみたいですから、ちょうどお花見日和」「(Q.どういうふうに時間過ごされる?)待つしかないですよね、待って携帯やったり」
■「4時半に起きて来た」“気温4℃”寒いなか待機
19日、東京の最低気温は4.4℃。お花見の宴会が始まるまで、寒いなか過ごします。
午前5時半から場所取り・30代男性:「寒いっす。企画しといて場所取れませんでしたっていうのはまずいんで、それで来ました」「(Q.きょうは何時ごろから(宴会)?)(宴会は)12時から」
午前5時半から場所取りをしていた男性。宴会が始まるまでは、およそ6時間。
30代男性:「とりあえず寝て待ってようかな」
持ってきたアイマスクを着け、同僚が来るまで寝て待つことにしました。
午前5時半から場所取り・30代女性:「4時半ぐらいに起きて、こっち向かってきた感じなんですけど。多分9時すぎから、ちらほら人が集まり始めると思うので、そのぐらいからかなって感じです」
会社の同僚とお花見をするという女性。4年ぶりの宴会に、場所取り役を買って出たといいます。
30代女性:「結構前に来てた時とか、場所取りの争奪戦みたいな感じが多くて…」
■待ちぼうけ…予定時刻すぎても「誰も来ない」
午前9時をすぎると、宴会エリアのお花見客は、徐々に増えてきました。早朝から場所取りをしていた人たちも宴会を始めます。
午前5時から場所取り・40代男性:「天気も良くて、朝早くから場所取りして、先輩とか遠くから来てもらって。楽しいきょう一日を過ごしたいと思います」
9時に会社の同僚が来ると言っていた女性は…。
30代女性:「(Q.(同僚が来る)予定の9時ですが?)お休みの日っていうのもあって、お寝坊さんが多いですね…」
予定時間を過ぎても同僚は1人もやってきません。
30代女性:「(Q.なかなか連絡つかない?)そうですね。9時すぎに着きますみたいな人が何人かいて。まだ未読の人が何人かいてみたいな感じですね」
15分遅れで、ようやく同僚1人が合流します。
15分遅れで合流の男性:「ちょっと朝起きられなくて…。そこはちょっと、すみません。ありがとうございます」
■滞在時間“わずか2分” おでん差し入れ即帰宅
10時をすぎて、ようやく宴会を始めることができました。
同僚女性:「どうも~」
同僚男性:「お疲れ様です。なんですか、このバッグ?」
同僚女性:「温かいおでんを持ってきたので」
30代女性:「えー!なんてすてきな。深い皿がない…」
同僚女性:「深い皿も10個くらい持ってきてるから大丈夫」
同僚男性:「できる女!」
手作りのおでんを持ってきた同僚の女性。
同僚女性:「じゃあ、あったかいの食べてください。私はこれから用があるので」
一同:「えー!嘘!?嘘!?」
同僚女性:「お疲れ様でーす」
一同:「えー!マジ?嘘…」
一緒に花見をするかと思いきや、同僚の女性は滞在時間わずか2分で、おでんの差し入れをして帰ってしまいました。
男性:「めちゃめちゃおいしいです」
■緊張気味の新入社員 ドキドキの初参加
参加者には、ついこの間、会社に入った新人がいました。
30代女性:「新入社員の子です。入ったばかりで、今月からだよね」
新入社員:「そうです。今月から」
今月入ったばかりの新入社員。この日が初対面の人もいるといいます。
30代女性:「(Q.顔合わせのような感じ?)それもありますね。きょう、仲良くなろうと思って」
新入社員:「(Q.緊張します?)私ですか?いや…はい、少し…」
少し緊張気味の新入社員でしたが、宴会が進むと…。
新入社員:「皆さん、お優しくて、打ち解けられそうです」
30代女性:「早く来たかいがありました。楽しいです、久々にワイワイできて」
■待つこと6時間…宴会開始「待ったかいあった」
早朝5時半に場所取りをして「寝て待つ」と言っていた男性は、早朝からの場所取りで足が冷えたのか、かばんに足を入れて寝ています。
待つことおよそ6時間。ようやく参加者が到着しました。
30代男性:「(Q.仲間が来たがどうですか?)なんか起きたら人がいっぱい…すごいびっくりしてます。ちゃんと来てくれたので、遅れるのもいるみたいなんですけど、ひと安心です」
持ち寄った食事とお酒を手に4年ぶりの宴会を楽しみます。
30代男性:「みんな楽しんでもらってるので良かったかなと。待ったかいがあったかなと、寒かったけど」
■「どこも混んでる」公園内も駐車場も“大行列”
公園内に400メートル以上にわたり桜並木が広がるさくら通り。混雑緩和のため、今年も中央分離帯を設け、右側を一方通行とする通行規制を実施しました。
桜の品種によって咲く時期が違うため、咲いている桜の木には多くの人がカメラを向けていました。
花見客:「12~13万円ぐらいが本体で、レンズが7万円くらい。やっぱりきれいですよね。(人が多いので)人の邪魔にならないよう、色々動きながらだった」
19日、多くの人が訪れた上野公園では、至る所に行列ができていました。
花見客:「(出店で)並びましたね。10分~15分くらい」「どこ行っても混んでいるからね」
公園前の駐車場は常に満車状態。そのため、車が来ますが、止められずUターンして帰っていきます。
■外国人観光客も満喫 桜に感激「泣きそうに…」
日本人だけでなく、海外からの観光客も花見を満喫しています。
アメリカから訪れたこの家族は、しっかりレジャーシートを持ち込み準備万端の様子です。
アメリカから来た家族:「来る前にネットを見て。少し早めに来て、ここにいる他の人たちのまねをしたの。それからコンビニに行って、食べ物をいっぱい買ってきたわ」
アメリカから来た家族:「(Q.きょう初めて食べるものとかありますか?)そこの屋台で売っていたたこ焼きとケバブを食べたよ。本当にアメリカにも、こういうもの(花見)があればいいのに」
運よくこんなスペースを見つけた人もいました。
アメリカから来た夫婦:「(切り株は)とても座り心地がいいんだ」「まさかピクニックができるとは思っていなかったから」
この夫婦は過去にも日本を訪れたことがありましたが、桜を見るのは初めてだといいます。
アメリカから来た夫婦:「天気がとてもいいし、ピクニック日和だったから、きょうはどうしてもここに来たかったの。だけど旅行の予約をした時は、こんなに早く桜が咲くとは思わなかったわ。実はきのう空港に着いた時、泣きそうになったのよ。私たちは戻って来られてとてもうれしいわ、本当に」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年3月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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