準決勝進出を決めた栗山監督「アメリカでやっている選手たちに勝たなければ」(2023年3月16日)

準決勝進出を決めた栗山監督「アメリカでやっている選手たちに勝たなければ」(2023年3月16日)

ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表「侍ジャパン」は16日、準々決勝でイタリアを相手に9－3で勝利し、準決勝進出を決めました。
侍ジャパンを率いる栗山英樹監督が試合後のインタビューに登場しました。

Q：5大会連続のベスト4進出が決まり、今の心境は
栗山監督：みなさんありがとうございました。なかなか多くの野球ファンのみなさんが球場に来れない時期が続きましたけど、本当に野球が戻ってきたなって感じがしています。

Q：イタリアチームはどうだったか
栗山監督：最終的には点が離れましたけど、日本が誇る素晴らしいピッチャーが投げてもね、バットの芯にあたるので試合展開どうなるかわからなかったんでね、たまたま運よく勝たせてもらいました。

Q：日本の打線を振り返って
栗山監督：試合前から久しぶりに選手たちに話をする中で、こんだけの緊張感をなかなか感じないくらい、選手は緊張していました。多くのファンのみなさんに日本のすばらしい野球を見せるんだという緊張感は、僕もすごく感じたものがありましたが、そのまま試合の形で出たんで本当に良かったです。

Q：日本のピッチャー陣はどうだったか
栗山監督：本当に全員で、とにかく日本が誇るピッチャー全員をつっこんでいくという、そういう中ですけどもあまり人前でそういう話はしませんが、きょうに関してはね、ファンのみなさんのところにも届いてたと思いますが、（大谷）翔平があれだけ一球一球声出しながらね、なんとかしたいというのは初回から感じられていたので、その思いは僕含めて全員に伝わってました。

Q：アメリカに戦いの場を移すが、日本のファンに向けて
栗山監督：最初にチームを作ったときに言ったように、僕がどういうことではなく日本の大先輩方、野球を作ってくださった方の思いを持ちながら戦いたいというふうに思いましたが、野球が発展するためにはアメリカに行って、アメリカでやっている選手たちに勝たなければ前に進まないとずっと思っていたんで、ぜひ勝ち切れるように頑張っていきます。本当にみなさんありがとうございました。
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