侍J“ママ友”同士で「写真共有」? 止まらぬ“ヌートバー旋風”(2023年3月16日)

侍J“ママ友”同士で「写真共有」? 止まらぬ“ヌートバー旋風”(2023年3月16日)

侍J“ママ友”同士で「写真共有」? 止まらぬ“ヌートバー旋風”(2023年3月16日)

 持ち前の全力プレーでチームを牽引(けんいん)するラーズ・ヌートバー選手(25)。今や侍ジャパンになくてはならない存在です。

 ラーズ・ヌートバー選手:「超興奮しています。一発勝負の試合ですから、全力で頑張ります。日本では野球は特別です。ここまで機会を与えてくれたことに感謝します。(準決勝の)マイアミに行ってプレーすることを望んでいます」

 16日夜の試合でヌートバー選手の活躍を誰よりも願うのは…。

 ヌートバー選手の母・久美子さん:「よろしくお願いします」

 番組で、すっかりお馴染みになった母親の久美子さん。朝も日課の散歩に同行させてもらいました。13日以来、大好きな息子と会えない寂しさを口にしました。

 ヌートバー選手の母・久美子さん:「メッセージも来ない。1回ぐらい来たかもしれないけれど、全然そんな全然なんかね。『何こいつ?』って思っちゃうよね。お母さんが必要な時だけは掛けてくれるくせに、こっちが知りたい時は掛かってこないってね。ずるいよね、まあしょうがないよね、典型的だけどね」

 それでも久美子さんは息子の情報をこんなところから入手。

 ヌートバー選手の母・久美子さん:「山本(由伸)君のお母さんが、この前はおすしを(食べに)皆で行った写真を送ってきてくれたから『え?行ってるんですか?』って言ったら『いや由伸から送ってきてくれたので、久美子さんにも共有したい』と。『ありがとうございます』とか言ってたら、(佐々木)朗希君のお母さんも『私にも全然、連絡来ないんで』とか、私だけが無視されてるんじゃないんだと思って、ちょっとホッとしましたけれど」

 選手たちが絆を深める一方で、久美子さんも“ママ友”ネットワークを構築。息子たちの情報を交換していました。その久美子さんは生まれ育った日本を満喫しているようで…。

 ヌートバー選手の母・久美子さん:「これもっと見えない」

 15日は大型量販店で買い物を楽しんでいて、早くもアメリカラウンドでの予定を立てていました。

 ヌートバー選手の母・久美子さん:「ドンキデビューしてドンキでたこ焼き器を買って、マイアミでたこ焼きパーティーしようかなって。他のお母さま方も来るから皆で出来たら良いなって。お母さん仲間も作りたいじゃない、やっぱり。選手だけじゃなくてお母さんたちも団結力、強まればいいかな」

 16日午後、ヌートバー選手は「ペッパーミルパフォーマンス」の人気ついて、こう答えました。

 ラーズ・ヌートバー選手:「ファンやチームが楽しんでいる姿を見てすごくうれしいですね。こんな人気になるとは思わなかったです。日本語を話せない私をファンやチームとつなげてくれて感謝している」

 今大会日本に旋風を巻き起こしているヌートバー選手。しかし、今から17年前、ヌートバー選手が少年時代から交流のある日本人が都内にいました。それは就職支援などを行う会社の社長を務める船橋悠さんです。

 ヌートバー選手について…。

 ヌートバー選手の少年時代を知る船橋悠さん:「めちゃめちゃ愛嬌(あいきょう)がある、やんちゃな子。本当に人の懐に入るのが上手な少年だった」

 懸命なプレーと人柄で日本に巻き起こるヌートバー旋風。ある手紙に、その原点が現れていました。

 侍ジャパンの切り込み隊長として、なくてはならない存在となり、全力プレーで日本人のハートをわしづかみにしている、ヌートバー選手。少年時代のヌートバー選手を知る船橋さんの接点とは…。

 ヌートバー選手の少年時代を知る船橋悠さん:「現地の日本人にお世話になるホームステイ」

 船橋さんは高校時代、“ハンカチ王子”の愛称で大人気となった早稲田実業の斎藤佑樹さんとチームメートで、18歳以下の野球日本代表としてアメリカ遠征に行った際、ヌートバー家にホームステイさせてもらっていたのです。

 ヌートバー選手の少年時代を知る船橋悠さん:「遠征終わって日本に帰ってきた直後に久美子さんがアルバム送ってくれた。その一番後ろに手紙が添えられていた」

 ヌートバー少年の直筆の手紙には「フナバシ君、来てくれてありがとう。あなたと一緒に過ごした時間は最高でした。また会いたいです。どうかまた来て下さい」と書かれていました。

 船橋さんは今も久美子さんとの交流が続いていて…。

 ヌートバー選手の少年時代を知る船橋悠さん:「(久美子さんから)チェコ戦の3日前に連絡をもらって『ファミリー席が取れたから一緒に見に行かないか』と」

 船橋さんと一緒にヌートバー家にホームステイした塩澤さんと3人で久しぶりの再会を果たし、チェコ戦を観戦しました。

 ヌートバー選手の少年時代を知る船橋悠さん:「彼(ヌートバー選手)は人の懐に入る愛嬌と可愛げと礼儀正しいところが掛け合わさっているから、受け入れられているのではと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事