シャインマスカットが“異例の安さ” 国は海外生産認める方向で検討…生産地は「ありえない」と猛抗議
みずみずしく輝く、エメラルドグリーンが鮮やかなシャインマスカット。
爽やかな甘さと香りの高さで人気の高級フルーツが、いま異例の安さです。
大阪市内のスーパーでは去年、1000円以上で売られることもあったというシャインマスカット。
ですが、きょう(1日)は1房が税込みで843円に。好天が続き、豊作だったためだといいます。
「シャインマスカット大好きだけど、高かったから今まで、よう手を出さなかった」
「安くなったから遠慮なく」
売れ行きも、去年より約1.3倍と好調。
贈り物としても売られ、“ブドウの女王”とも言われる人気のフルーツを巡り、生産地と国の間である問題が。
小泉進次郎・農水相
「すごい立派ですねー、すごい。こうやって売っているのですか。これすごいですねー」
桐の箱に入った高級シャインマスカットに、しきりと感心する小泉農水大臣。
このシャインマスカットを巡る農水省の海外戦略に対し、生産地が猛反発しているのです。
山梨県・長崎幸太郎 知事
「海外ライセンスは徹底抗戦です。徹底抗戦です」
「海外産地を優遇して、国内産地をないがしろにするのは、ありえないわけですよ」
山梨県の長崎幸太郎知事が語気を強める理由は、シャインマスカットの「ライセンス展開」についてです。
ライセンス料を取る代わりに海外生産を国が認める方向で検討していることに、山梨県側は反対する要望書を提出。
「国内産地の輸出環境が整わないまま海外ライセンス展開を進めれば、産地の衰退につながる」と訴えました。
山梨県・長崎幸太郎 知事
「海外輸出ができないような状態のままで、事もあろうに海外生産させるというのは、我々としては『どこを向いて仕事をされているのか』と」
「『対等な土俵で競争をさせてほしい』私たちの思いはその一点です。その上で海外生産許諾でも何でも、検討したらいいじゃないですかと」
兵庫県の生産地でも、シャインマスカットの収穫が境を迎えています。
ブドウ生産者・吉岡正人さん
「ええ感じやと思っています。これは本当に。ええ糖度出してますし、味もようなっています」
海外でライセンス展開をすると品質が落ち、価値を下げてしまうのではないか。生産者はそう心配しています。
ブドウ生産者・吉岡正人さん
「作り方とかは生産農家が考えてやっているので、(海外で)作り方が違ってくると“変なもの”ができてしまう可能性がある。食べた人が“まずかった”となった時に、『シャインマスカットって本当はおいしくないんじゃないか』となって、だんだん売れなくなって、いい取引してもらっているのができなくなってくる」
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