福島・家族4人死亡の交通事故で初公判 25歳被告の量刑争点(2023年3月16日)

福島・家族4人死亡の交通事故で初公判 25歳被告の量刑争点(2023年3月16日)

福島・家族4人死亡の交通事故で初公判 25歳被告の量刑争点(2023年3月16日)

 福島県郡山市で1月に家族4人が死亡した事故で、過失運転致死の罪に問われた男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、福島市の会社員・高橋俊被告(25)は1月、郡山市で普通乗用車を運転し軽乗用車と出会い頭に衝突して炎上させ、乗っていた家族4人を死亡させたとされています。

 16日、福島地裁郡山支部で開かれた初公判で、高橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察は前方や左右を注視せず確認を怠ったとして被告の過失を主張。

 一方、弁護側は被告が一生かけて罪を償っていくと反省していることなどを主張し、情状酌量を求めました。

 裁判は量刑が争点で、現在、証人尋問などが行われています。
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